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  • より高い効果を!ニキビ跡・毛穴のコンビネーション治療

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    ニキビ跡や毛穴の悩みは、多くの場合、一つの原因だけでなく、クレーター、色素沈着、開き、たるみといった複数の問題が複雑に絡み合っています。このような複合的な悩みに対して、単一の治療法だけでアプローチしても、満足のいく結果を得るのは難しいかもしれません。そこで、現代の美容医療の最前線で行われているのが、それぞれの悩みに最も効果的な治療法を戦略的に組み合わせる「コンビネーション(複合)治療」です。このアプローチにより、1+1が3にも4にもなるような、飛躍的な相乗効果が期待できます。例えば、深いクレーター状のニキビ跡に悩むケースを考えてみましょう。クレーターの底は、皮膚の下で硬い線維組織が癒着し、下方向に引っ張られていることが多く、これが改善を妨げる大きな原因となっています。この場合、まず「サブシジョン」という手技を行います。これは、特殊な針を皮膚の下に挿入し、癒着している線維組織を物理的に切り離す治療です。癒着が剥がれることで、凹んでいた皮膚が持ち上がり、クレーターの底が浅くなります。そして、この土台作りの後に、「ポテンツァ」や「ダーマペン」といったマイクロニードル治療を行うのです。サブシジョンによって持ち上がった皮膚の内部で、コラーゲン生成を強力に促すことで、凹みをさらに内側から埋め、滑らかな肌へと再構築していきます。癒着を剥がす治療と、再生を促す治療を組み合わせることで、単独で行うよりも遥かに高い改善効果が得られるのです。また、毛穴の開きと肌のハリ不足に同時に悩んでいる場合には、「医療ハイフ(HIFU)+ポテンツァ」の組み合わせが非常に有効です。まずハイフで、たるみの土台であるSMAS筋膜を深層から引き締め、顔全体の骨組みをリフトアップさせます。これにより、たるみ毛穴の原因である皮膚の下垂を根本から改善します。その上で、ポテンツァを皮膚の浅い層に照射し、真皮層のコラーゲン密度を高め、皮脂腺を引き締めます。深層からのリフトアップと、浅層のスキンタイトニングを両立させることで、あらゆる角度から毛穴の悩みにアプローチし、よりシャープで滑らかな肌質を実現します。さらに、ニキビ跡の色素沈着と凹みが混在している場合には、「ピコフラクショナルレーザー」という選択肢もあります。